どの様な建物でも内装工事が行われ、大工さんが下地である石膏ボードを張りその上にクロスと呼ばれる壁紙を貼り付けて仕上げをします。
ビーニールクロスと呼ばれ、伸縮に強く柄や色はメーカーによって無数存在するので、選ぶ側からすれば迷います。
クロスは経年劣化で太陽の光やタバコのヤニによって黄色く変色し汚れていきます。
一生そのままではないので、数年に一度は張替を必要としますが気分を変える意味でもクロス張り替えは楽しいものです。
最近ではDIYがブームでテレビでもタレントがリフォームを行って、見違えるような部屋に変えてしまう画像を目にします。
一見、素人には難しそうに思えますがコツを掴み道具があれば器用な方であれば意外と施工が可能です。
クロス張り替えは一番最初に、既存クロスを剥ぎ取りますがその後に、不陸調整をパテで行う必要があります。
張り付けるには、ヘラやブラシで空気を抜きながら平坦にしていきます。
素人で難しいのは、継ぎ目となる部分で模様を合わせるのが大変な事があります。
ポイントとなるガイドも付いているので、慎重にクロスを重ね切れ味の良いカッターの刃で地ベラをあて刃が壁に対して垂直にあたる様にするのがポイントです。
カッターは壁から離さない様にして、地ベラを滑らせ上から下へカットしていきます。
重なった部分のミミを天井側と印字された方をめくり、ゆっくりと剥がして最後に継ぎ目をローラーをしっかり押し当て仕上げます。