長い年月が経つと劣化が進んで家のあちこちに不具合が生じてきます。
クロスも経年劣化は避けられないので、定期的に張り替える必要があります。
クロス張り替えは業者によって値段が大きく変わってきますが、広告の見た目の値段だけに注目していると思わぬ落とし穴にはまることがあります。
クロス張り替えの費用はクロスの費用と工賃費の合計になります。それぞれに注意する点があります。
クロスの費用ですが、平米単価とメートル単価というものがあります。平米単価は1平米当たりの値段になります。
一部屋で何平米分のクロスを使用したかで値段を計算します。
メートル単価はクロスを何メートル分使用したかで値段を計算します。
筒状になっているクロスの幅は0.9メートルと決まっているので、ここで平米単価とずれが生じます。
どちらの単価で値段が表示されているか確認が必要です。また、クロスには通常の物とハイグレードの物の二種類があります。
ハイグレードの方が単価が高くなるので、その点にも注意しなければなりません。
工賃費は実際に張り替えの工事の際にかかる手間賃のようなものです。クロス張り替えには実際にクロスを張る前に様々な工程があります。
これらの工程にかかる費用が工賃費にどれだけ含まれているかを確認しないと思わぬ値段を請求されることになります。
業者によって値段設定は異なるため、しっかりと確認が必要です。
広告にもちゃんと記載がされているはずなので、見た目の値段だけに着目せずに隅から隅までチェックすることが損をしない方法になります。